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【Blender 2.79】Blenderレンダーでガラスっぽいマテリアルを表現する方法

使用Ver:Blender2.79

「あーBlenderレンダーでなんとかガラスっぽいマテリアルを作れないかな…。」
と思うことが先日ありましたので、ガラスのように見えるマテリアルの作り方をメモとして記したいと思います。

この記事では下記の画像のようなマテリアルを作っていきます。
(サンプルとなる画像を添付)


① 画面上部にあるから情報ウィンドウから「Blenderレンダー」を選びます。(デフォルトではBlenderレンダーが選択されています。)

f:id:flyingdonburi:20190726213517p:plain


② とりあえず好きな形のオブジェクトを用意します。私は鉱石のような物を作ってみました。

f:id:flyingdonburi:20190726214322j:plain


③ プロパティウィンドウからマテリアルを新規作成し、詳細を下記のように設定します。

f:id:flyingdonburi:20190726222159j:plain


設定は以上です。
私の鉱石はシェーディングをレンダーに設定して見ると、こんな感じになりました。
(ディフューズからベースの色を指定しています)

f:id:flyingdonburi:20190726222316j:plain



さて、マテリアルの各項目の数値をいじったりして色々設定しましたが、難しい用語が多くて何を指定しているのか理解できなかったので、自分なりに調べてみました。

レイトレース =日本語訳で「光線追跡」の意。透明で光が屈折する物体を作る場合はこの項目を選択すると良さそうです。

アルファ = 不透明度の設定項目。「0.0(透明)」から「1.0(不透明)」の間で数値を入力して透け具合をを設定できます。

IOR = Index of Refractionの略。屈折率のことを指します。ガラスは1.5~1.6ぐらいに設定するのが良いようです。

フィルター = オブジェクト自体の色をどれだけ反映させるか。この数値が低いほど色が薄く、透明になるようです。

深度 = 透明な物体内での光の反射数。透明オブジェクトの黒く見える部分を減らすには、この項目の数値をあげると良いらしいです。

ということらしいです。
(実は調べてもよくわからなかった項目もある…)

他にも色々設定項目はありますが、今回はこの辺で。